第57回日本てんかん学会学術集会 第57回日本てんかん学会学術集会

会長挨拶

会長

第57回日本てんかん学会学術集会

会長 赤松 直樹

(国際医療福祉大学医学部脳神経内科)

 このたび、第57回日本てんかん学会学術集会(福岡)会長を拝命いたしました、国際医療福祉大学医学部脳神経内科の赤松直樹です。てんかんに関する臨床及び研究の発展と社会貢献を目的とし、てんかん学に関する中心的な役割を担う日本てんかん学会の学術集会を担当することとなり、大きな名誉であるともに大変身の引き締まる思いです。

 会期は2024年(令和6年)9月12日(木)から14日(土)、会場は福岡国際会議場(福岡市博多区)です。激変する医療と社会を見据え、本学会のテーマを「持続可能なてんかん学 Sustainable Epileptology」としました。てんかんにかかわる先生方の個々人のレベルで、どのようにてんかんと関わり続けいくかということから、広く日本のてんかん研究・診療のレベルを維持し向上させてくという願いを込め、このテーマにいたしました。日本てんかん学会のよいところは、小児科、精神科、脳神経外科、脳神経内科、基礎医学をはじめとした様々な分野の研究者、医師、医療従事者が交流できることであります。分野の異なった研究者・臨床医との交流が研究の発展、新規分野への展開につながると考えています。皆様の積極的な参画をよろしくお願いします。

 本学術集会の副会長には、福岡大学安元佐和教授にお願いいたしました。安元教授と協力して、てんかん研究・医療に関して様々な視点からテーマを募り、特別講演、教育講演、シンポジウム等を企画していきたいと思っております。ご提案、ご要望、ご質問等ありましたら、何なりとご連絡ください(akamatsu@iuhw.ac.jp)。特に、YES Japanをはじめとする若手からの提言を積極的に取り上げます。

 ウェブ配信も計画してはおりますが、本学術集会が開催さる福岡の現地でお会いし、さまざまな意見交換ができることを期待しております。福岡は福岡空港をはじめとして交通至便であり、食、文化、観光も楽しめます。学会のポスターは福岡を代表する祭りである山笠を、側頭葉切除で発作が消失した患者さんに描いてもらいました。

 皆様の本学術集会へのご参加、ご来福を心よりお待ちしております。

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